一昔前までは、家政婦といえば一部のセレブしか利用しないイメージでした。
芸能人や企業の社長のような、たくさん稼いでいる人が家政婦を雇っていたのです。
しかし、今では家政婦サービスの利用料金がお手頃になり、一人暮らしの独身者や、介護者がいる家族が利用することも増えています。
独身者は、家事に使う時間を資格取得やリフレッシュの時間にします。
また、共働きの夫婦は週末に家事代行サービスを利用し、子どもと一緒に過ごすための時間を作る家庭も増えてきました。
そのため、家政婦を募集する企業も増えてきたのです。
最近ではリクルートやニチイのような大手の企業も家事代行サービスを展開しています。
仕事の内容は、家事代行サービス会社によって様々です。
・簡単な掃除からプロ級の掃除
・料理や洗濯などの家事一般
・子どもの世話
・介護者の世話
・入院中の付添
自分がやりたいこと、もしくはできる範囲なのか確認することが重要です。
報酬は都道府県によって違うのはもちろん、家事代行サービス会社の内容によっても大きく変化します。
一般的な家事のみの場合、時給にして1000から1300円程度。
介護者のお世話をする場合、ヘルパー二級などの資格があると1500円程度の時給が見込めます。
ただし、担当区域に依頼者が少ない場合、一日3時間しか働けないこともあります。
そして、車で依頼主の自宅に行くことが多く、普通自動車免許が必須となることが多いです。
まずは、家事が得意な人はおすすめです。
そのため、子育てが一段落した主婦の方が多く勤めています。
さらに、1件につきおよそ3時間程度の労働時間になります。
1日に2件入れることもできますが、1件ならば3時間程度の労働だけで終わります。
つまり、自分の望む働き方がしやすく、自由度が高いといえます。
自宅の家事の合間に、ちょっと働きたいという人には向いています。
そして、時には依頼主のいない間に家事を終わらせることもあります。
つまり、信頼のできる誠実な人におすすめです。